STORY

高校生の僕はいつもと変わらず、教室の席に座っていた。

チョークの音が淡々と教室に響いている。

 

そんなとき僕の携帯に通知が。

相手には「わたし」と書いてある。

 

「わたしは１０年後のあなたです」

 

迷惑メッセージだ。

最近よくあるんだよなあ。

 

といって最初は相手にしなかった僕だったが、

頻繁に来る「わたし」からの通知は次第に無視できないものになっていき・・・・・